年に1度開かれる十二星座たちのお茶会風景。
お茶会はバトルロイヤル
蠍 「ロンドンはスモッグがひどくて、星が綺麗に見えないのよぅ。
私の自慢の胸の輝きを見せられないじゃない!プンプン!!!
ちょっとぉ、聞いてんの!?ねぇってば!!!
この素っっ晴らしい私の星が見れないなんて、ロンドンの人間って、損してるって思わない?思うでしょ?
水瓶もそう思うわよね!?」
ガシッ
水瓶「あっ!」
ガッシャーーーーーーーーーーン!
蠍 「あら、ごめんなさい?」
水瓶「・・・いや、別に。予備の瓶があるから。(酒瓶だけど。)だから、もう構わないでく『ぎゃーーー!!』・・・・?」
牛 「てんめ、水瓶ぇ!何してくれたんだ!蟹に刺さったじゃねーか!」
水瓶「甲羅、弱いなぁ。・・・・それに、俺のせいじゃないのに・・・・なに?当て付け?やろうってか?」
蟹 「あ゙あ゙ぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ・・・・・・・・パタリ。」←蟹リタイア
水瓶&牡牛「「どりゃーーーーーーーーーー」」
牡牛勝利。←水瓶リタイア
魚 「もうっ、ダメ。水瓶の水瓶が割れたせいで・・・・・水が・・・・・・・潤いが・・・・・・
か、から・・・だ、が・・・・・・かわ・・いて・・・・・・パタリ。」←魚リタイア
牛「てめぇ(蠍)も、毎回毎回問題を起こしやがって。
処理するこっちの身を考えろ!このカマ野郎がぁ!!!」
蠍 「なによそれ!私はカマじゃないわよ!しゃべり方が、人とは少し違うだけよ!!
これだから、野蛮なウシはやーねー。」
牛 「あーーーーー、うっぜぇ!!!!!!」
少し時間は遡り、(魚がリタイアした直後くらい)その他の星座の様子は。
双子「「ねぇねぇ、一緒に遊ぼ?お茶飲んでるだけじゃ、つまんない。」」
山羊&乙女(♂)「「いいよ〜/ぜ〜」」
双子、山羊、乙女・・・・乙男が席を離れた瞬間――――「どごぉぉおおおっ」
牡牛と闘っていた蠍が、射手に突撃。←蠍リタイア、射手(巻き込まれ)リタイア
席を立った双子、山羊、乙男。そこ等辺をキャッキャと走り回る。
山羊「っっっっあああああぁあぁあああああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーービチャッ。」
双子「「いったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーポス。」」
乙男「いっでぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーードスッ。」
水瓶の破片を踏み、倒れる。その上に倒れこむ。その上に倒れこむ。←山羊(大怪我)リタイア、双子(圧死)リタイア
乙男「おっさーーーん!何で水瓶を片付けなかったんだ!双子と山羊が怪我しちまったじゃねーか!!!」
牛 「やっかましぃ!変態(蠍)が来やがって、それどころじゃなかったんだよ!
つぅか、てめぇもか!?てめぇもつっかかってくんのか!?あーもー、面倒くせー奴等だなーー!」
乙男&牛「「だぁぁぁぁああああありゃぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」」
1発KO。牛、勝利。←乙男リタイア
そんな中、お茶会グループは。
天秤「ねーぇ、羊さん?○○って人、知ってるぅ?私の彼氏なんだけどぉ。」
羊 「えぇ。昔の知り合いよ。彼が何か?」
天秤「ふふっ。この前ねぇ、ジュエリーショップに出かけたのぉ。あっ、その時買って貰ったのがこれなんだけどぉ。
それでねぇ、彼ったらぁ、いきなりこぉ言ったの。
『お前は女の子らしくて、可愛いな。
昔付き合ってた女なんか、こういった所に連れてくと、食いモンの方がが良いっつーんだぜ?
色気より食い気で、マジ可愛くねーの!』って。ふふっ。それってぇ、もしかしてって思って。」
羊 「そうね。私かしらね。でも、それの何が悪いのかしら?
下手な着飾りをするよりは充分ましだと思うわ。」
天秤「ちょっと!『下手な着飾り』って私のこと!!何よ、少しばっか美人なだけで!偉そうなこと言わないでよ!!!
年も年だし!それに、私の方がもてるんのよ!?今だって、彼氏2人いるし!!!
だいたい、前々から嫌だったのよね!お高くとまっちゃってさ!あんたの、何が偉いわけ?どこが凄いわドスッ
羊が天秤を手刀でオトシタ。←天秤リタイア
羊 「まったく、煩いわね。『冷静』って単語を知らないのかしら。これで、ゆっくりお茶を飲めるわ。
それにしても・・・・・お腹が空いてしかたがないわ・・・・・。」
獅子「ホントねぇ。何かないかしら?」
牛 「はぁーーーー。やっと落ち着ける。あれ?どうしたんですか、神妙な顔で。」
獅子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う・し。」
獅子はメスが狩をする。
獅子「キャシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
牛 「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
本能の境地!擬人化なんて消え失せた!!!
獅子「ふぅ。美味しかったわ。満足、満腹。」
羊 「ご馳走様でした。さすがわ獅子さんね。おいしかったわ。」
牛 「・・・・・・うぅっ・・・他の肉で満足してくれて助かった・・・・・。バタン。」←牛(精神的苦痛)リタイア
獅子「この後、どうしましょうか。家に帰るにもまだ早い時間よね・・・。」
羊 「買い物にでも行きましょう。それから、スイーツも食べたいわ。」
獅子「良いわねぇ、そうしましょ!」
コツコツコツ・・・・ガチャ。パタン。
あとには、屍累々が残っているだけだった。