新婦:「にゅは――――!ここまで来ればもう安心だぁ。結婚届も受理されたし、会場は大混乱!やっと落ち着ける。」
男 :「それにしても、二人のご両親、本当に大丈夫?やっぱ、やばいんじゃない?」
新婦:「なぁに、それ?あのまま私たちが結婚した方が良かったってゆーの?
大体、登場が遅すぎるよ!つい、『やっと来た、あの馬鹿野郎』って言っちゃったじゃんかぁ!」
男 :「遅れたのは、本当にごめんね。かなり不安だったでしょう。失敗したかもって、僕も焦っちゃったよ。」
新婦:「それに・・・・ぷっ。あのセリフ・・くっ。かなり頑張ったとは認めるけど・・・・ふっ。
棒読みでかなりウケタよ!いやぁ、ばれないで良かったわ!アッハ!!」
男 :「うぅ、必死だったから・・・・・・・・・・・・。」
新郎:「まぁ、結果オーライってことで。無事に皆抜け出せたしさ。ね?」
女 :「うん。私、こんなドキドキしたの生まれて始めてかも。
・・・でも、奥様とだんな様にはご迷惑を掛けて・・・あんなにお世話になったのに・・・。」
新郎:「いいんだよ。あんな、子供を会社の道具にしか思ってない連中。
今までずっと聞き分けのいい良い子だったんだ。最初で最後の我がまま位大目に見てほしいね!」
新婦:「そーそー!あなたは気にすること全く無いの!
元を正せば、あんの親父たちがいけないんだから。っは!いい気味だぁ!」
新郎:「それより、二人はこれからどうするんだ?国内?国外?」
新婦:「国内ね。程よくお店が合って、程よく自然がある、住むにはちょーどイイ所。」
男 :「うん。すごく良い環境だよ。落ち着いたら連絡するから。」
新郎:「そっか。俺たちは国外だな。」
女 :「うん。海外に行くの初めてだからすごく楽しみなの。慣れなくて大変な事もあるだろうけど、お互い頑張ろうね。」
男 :「あとの不安は居場所がご両親にばれないかってことだけど・・・。」
新郎:「俺たちが、そんなヘマすると!?」
新婦:「そーよー。散々英才教育受けてきて、しかも、かなり期待されてた私たちだよ。舐めてると痛い目見るゼィ!」
新郎:「逆に情報操作して遊んじゃうってこともできんだぜ?」
新郎&新婦「「ふふふふ。あははははははは!!!!」」
男&女「「本当にイイ性格してるなぁ。まぁ、そこに惚れたんだけど。」」
ちょっと前にあった、某モデルのCMから。オチが読めてつまらぬな!
新郎と女/新婦と男 のカップル。